ここは恐ろしい場所....冬の南仏紀行(2008.12.20)
南仏というと、皆さん、明るく陽気で暖かな雰囲気を思い浮かべますよね。
ところが冬、、、しかも、、、カタリ派という、迫害された異端の徒の廃墟が点在する山中ともなると、巷の南仏のイメージをすべて払拭するくらいの独特の雰囲気が漂います。
まずはフランスでも有数のミステリアスな村、
レンヌ・ル・シャトー。
http://www.dr-mana.com/tabi/02.html
マグダラのマリア教会への小径。
そこはかとなくキッチュ。
教会の入り口には、TERRIBILIS EST LOCUS ISTE
(ラテン語で『ここは恐ろしい場所』)という文字が刻印されています。
入り口左のアクマさんに迎えられつつ恐る恐る教会内にはいってみると、、、
キャンドルの灯だけがゆらゆらしている漆黒の闇、微かにかびた古い石の匂い、、、
(↑∇↑)これこそホンマものの恐怖だわ!!
と思ったら、冬は16時になるとオートマティックで電気が切れるとか (・_・ )
ソニエール神父が眠っているお墓の入り口。
かわいいスカルが守ってます。
マグダラの塔には象徴的な意味合いがあるようです。
☆
これもカタリ派関係の廃墟かしら、、、?
壮大なピレネー山系には、数々の温泉が湧き出ています。
レンヌ・レ・バンの街並。季節はずれなのでかなり寂しげ。
アレ・レ・バンで見つけた廃墟。
クリスマスツリーが不思議なコントラストをつくってます。
ラングドック・ルーション地方のワインは廉価でおいしいとされてましたが、
最近では高級ワインもつくられるようになってきました。