パリのシンボル、エッフェル塔は本来なら1889年のパリ万博後解体の運命でした。
大勢の見識者がパリの美観を損ねると反対もしていたのです。
それが現代ではパリを象徴し、観光客が一番訪れる
大人気スポットなのですから運命はわからないものです。
数年前にこのエッフェル塔に緑を施し世界最大のクリスマスツリーに、
とかいう記事をみかけた事があるのですが、エイプリルフールネタだったのかしら。
この優美かつ強靭な鉄のモニュメントは間近で見ても賞賛もの。
そしてエレベーターは下から垂直に昇るのではなく、塔脚の部分のカーブに沿って上下します。
外観の美しさを損なわない巧妙な造り込み。
だからこんな風にエッフェル塔のド中心に立って、
下から光の万華鏡のような美しさを堪能することもできるのです。
☆
そしてそのエッフェル塔には一つ星を獲得している、
アラン・デュカスプロデュースの展望レストラン『ジュール・ベルヌ』があります。
ジュール・ベルヌといえば、レトロフューチャーなSF作家で一世を風靡しました。
80日間世界一周に月世界旅行に地底探検。フンフンフン♪
2、3時間待ちともいう一般客用の展望台行きエレベーターとは別に、
レストラン直行エレベーターが常設。
ワクワク気分も揚がります。
地上125メートルの素晴らしいパリの眺望。
いらっしゃる時にはぜひ窓際リクエストしてください。
ディナーはワンメニューで、魚か肉を選ぶ全5品か魚も肉もの全6品。私は5品をチョイス。
前菜その1・ハム、コンテチーズ、黒トリュフのクロックムッシュー
前菜その2・イセ海老ロースト、マケドニアトリュフ、エビソースビネガーあえ
フォアグラのポアレ、キャベツ、赤カブテイスト
メインのお肉料理。子牛のロースト、セロリと黒トリュフ
デザート・その1 マロンのバー。グレープフルーツ添え
デザート・その2 パリのチョコレート工場のプラリネ
そしてマシュマロ、生チョコ、マカロン….
スィーツな夜は終わりがありません。
伝統的フレンチ感を大事にした、流行りのソフィスティケートされた懐石風。
一品一品は少なめですが最終的にかなりな満腹感そして満足感となります。
ご予算はシャンパンにワイン1,2杯で二人で550ユーロ〜といったところ。
今回遭遇したのは、お隣りのテーブルのプロポーズシーン (*^。^*) うまくいったご様子♪
特別な演出にもぴったり。超お勧めのムーディなレストランです。
最後に皆さまに日頃の感謝をこめて、言葉のプレゼント。
「人間が想像できることは、必ず実現できる」とは有名なジュール・ベルヌの名言。
ということは、、、
「自分が想像できることも、必ず実現できる」よっしゃーー!!!