熱帯雨林の中、9〜13世紀におよそ700年に渡って栄えた、アンコール王朝。
巨大寺院を次々に建てたものの、
信仰に篤いクメール人達は忽然とどこかへ消えてしまいました。
今もってその行方は謎とされています。
近代ではクメール・ルージュに代表される内乱で、
アンコール・ワットを目指した多くの命が失われたとききます。
今でも3万もの地雷が埋まっており、事故に遭う人も後を絶ちません。
神々の楽園に続く道。
フランス統制下の時代に、右半分だけ修復されたそうです。^^;
壮大な絵物語。外壁にはレリーフが。
伽藍の一番高いところ。第三回廊と祠堂です。
いにしえの人々は、ここで天界と交信していたのでしょうか。
ヒンドゥーの女神、デヴァター。
お顔立ちは東南アジア系ですが、体型はインド的。=^.^=
周囲の密林。雨期には日に1〜2度スコールが来ます。
ちょっと怪しい空模様。
朝焼け参拝。あまりの神々しい姿に、暑さで幻覚をみているよう。
睡蓮…でしょうか。
早朝だったので、情熱的なローズ色の花が咲いているのを見ることができました。
☆ アンコール・トム
アンコール王朝最後の栄華を誇ったアンコール・トム。
おおらかな仏教徒は、ヒンドゥー教との共存を赦しました。
乳海攪拌をイメージした南大門。●×のようでもあります。
慈悲と救済の宇宙観。微笑みの仏像。つられてニッコリ。
なぜ一体の仏像だけに光りが……!?
ライ王のテラス。壁面の神々たちの彫刻が圧巻。