神霊的またあるいは心霊的な場と訳される
スピリチュアルスポット。
そこは往々にして
豪華絢爛といった世俗的な虚飾を捨て去った
ミニマリズム的な場所で、
多くは風通りのよい小高い丘にあります。
あるいは風光明媚であったり、
あるいは豊穣の大地であったり
人智を超えた天からの恩寵が降りそそぐ土地でもあります。
開花しようとするブドウ畑に囲まれる
ヴェズレーの小高い丘は
マグダラのマリアゆかりの地。
巡礼道の起点として千年往古の栄華
伝説の虚偽の暴露からの凋落を経て
静謐な時が刻まれました。
今日は夏至
日が一番長くなり
太陽が一番高くなる一日。
ご一緒にヴェズレー探索はいかが?
巡礼の印、ホタテ貝を探せ!
坂をのぼりきったところが聖堂前広場
重厚な造りの聖堂
ブルゴーニュの丘陵の眩しい緑
この上の“窓”にご注目
正面扉上の美しいティンパヌム(タンパン)
イエスの纏う衣の揺れるレリーフがロマネスクの特徴
柱頭彫刻
男装の聖女ユージニアが裁判で女であることを証明するために、
胸を開くドラマチックな一幕
☆
ここで皆様に日頃の感謝の意味をこめて♪ 特別企画!
スピリチュアルなお宝お写真☆をご覧にいれましょう。
年に一度だけ、夏至の日。午後2時前後の僅かな時間、
聖堂の通路を祭壇に向かって光が歩みを進めます。
雲が途切れて太陽が顔をださないと見ることのできない信仰芸術です。
“le chemin de lumiere”
光の道は回廊の中央に現れます。
☆
祭壇を臨む回廊東方向。
この光を心から感じることができると
願いが叶うといわれています。
神々しい光が降り注いでおります。
回廊西方向
祭壇側から見るとこんな感じ。
昔の人は光たる神の奇蹟(軌跡?)を見たのでしょうか。