Dr.MANAの南仏通信〜フランスのエスプリをご一緒に…〜
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美脳ホルモン最大活用『美の事典』執筆後記♪2007年冬(2007.11.22)

美の事典

このたび、前の2冊と比較して中味も外見もタイトルも……圧倒的にかたい美容本を創り上げました。
当初は、写真もイラストもない文字ばかりの分厚い事典みたいな本が受け入れられるのかしら……? と思いつつも、担当してくださった編集さんの鋭い先取り感にかけてみました。
結果、大変エレガントで美しい、ミニマリズム的ハードカバーの美容エッセイ本ができあがりました。

思えば、実に……短い道のりでした。
企画立案から執筆終了まで1作目は半年、2作目は2ヶ月弱、この3作目はわずか1ヶ月。スピーディなのが嫌いではない私もさすがにひっくり返りそうなスケジュールで、まさに時空を駆け抜けながら成し遂げたようなものです。

自分でも不思議だったのが、中1週間はほぼ不眠状態だったのですが、この期間、確かに喉のあたりに変調はあったものの、基礎体力自体はまったく落ちなかったことです。食欲も普通以上にあって、この時とばかりに肉食中心でいきました。もちろん肌の調子もよく、頭は常にクリアで、ヒィヒィいいながらも、内心結構楽しんで書いていたということなのでしょう。
課せられた仕事が難題であった分、できあがった時の達成感は何倍にもなるわけで、これがドーパミンの報酬系の恩恵かしら……いや、ベータエンドルフィンのランナーズハイ状態なのかもしれない……と、いろいろ考察いたしました。

何より応援していただいた友人達の暖かさに触れることができ、また満足いくものを創ったという自分の自信にもなり、この経験は大変忘れがたいものとなりました。協力してくださった皆さん、それに編集担当の飛田淳子さま、どうもありがとうございました。

皆様、本屋さんで見かけたら、ぜひお手にとってチラ読みでもしてくださいませ。


なお、一カ所誤植がございます。
151ページの後ろから2行目。
「リップが先、ライナーがあと」これは間違いで、正しくは
「ライナーが先、リップがあと」です。
この場でお詫びさせていただくとともに、訂正させていただきます。